2030年、すてきな理想社会、そしてその実現のために

諦めたら、怖れたら、何も始まらない 

ワタシは、20年の時を越えて、「あの頃」を思い出すのです。 

 

人々が政治を諦めず、今につながる道を切り開いていったあの頃。 

人々が理想を諦めず、日本を越えて世界を救おうとしたあの頃。 

人々が議論を怖れず、自分が素敵に生きるにはどうすればよいのかを考えたあの頃。 

 

 

どの街角にもいるワタシが、この国の主人公なのだから。 

 


今は、西暦 2030 年。20 年前とは働き方の概念が、すっかり変わりました。


ワタシは今、なんとか破綻しなかった年金を少しだけもらいながら、NPO(非営利組織)の仕事をしています。

また、副業的に、昔の仕事の手伝いをしたり、関連する仕事のアイデア出しの仕事を請け負ったりしています。


NPO の人材バンクから、時々、地元の NPO でのヘルプも頼まれています。趣味でちょっとしたイベントの運営もしています。そのほか、子供たちへの絵本の読み聞かせや、臨海学校の手伝いをしたりもしています。


有給の仕事もあれば、無給の仕事もあります。年金の補完に必要なだけ有給の仕事を入れ、あとは面白そうな仕事にノミネートしているのです。 



◇始めることを支援する

これはなにもワタシだけのことではなく、社会全体が複線化・複眼化しています。何かを始めることが、そんなに大したことではなく、普通にあることになってきたからです。

そしてそうした始めることを支援する社会システムが整備されてきました。

1 人の人が何か 1 つだけ専門を持つ時代は終わりました。

専門は横に広がり、他の人の専門と共鳴し合ってさらにレベルアップし、興味の対象が広がるごとにプロとしての深みが増していく・・・。

そういう形で、社会全体で人的資本の蓄積が進み、補完効果が極大化する。そういう経済体質が、一時停滞していたこの国を再起動させたのだ、とワタシは考えています。 


 

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