知的な人物

☆異なる意見に対する態度


知的な人は異なる意見を尊重するが、そうでない人は異なる意見を「自分への攻撃」とみなす


 

☆自分の知らないことに対する態度


知的な人は、わからないことがあることを喜び、怖れない。また、それについて学ぼうする。

そうでない人はわからないことがあることを恥だと思う。その結果、それを隠し学ばない


 

☆人に物を教えるときの態度


知的な人は、教えるためには自分に「教える力」がなくてはいけない、と思っている。

そうでない人は、教えるためには相手に「理解する力」がなくてはいけない、と思っている



☆知識に関する態度


知的な人は、損得抜きに知識を尊重する。

そうでない人は、「何のために知識を得るのか」がはっきりしなければ知識を得ようとしない上、役に立たない知識を蔑視する


 

☆人を批判するときの態度


知的な人は、「相手の持っている知恵を高めるための批判」をする。

そうでない人は、「相手の持っている知恵を貶めるための批判」をする。


 


知的である、というのは、頭脳が明晰であるかどうか、という話ではなく、

自分自身の弱さとどれだけ向き合えるか、という話であり、

大変な忍耐と冷静さを必要とするものなのだ、と思う。